「産業用ドローンの定期点検を、どこに頼めばいいのか分からない」――そんなお悩みをお持ちの事業者様は少なくありません。
DJIの産業用ドローン(Matrice 400 や Matrice 4シリーズ など)の定期点検は、DJI公式も正規販売代理店への相談・申込みを案内しており、一般機(ホビー機)のようにメーカーへ直接申し込む導線が分かりにくいのが実情です。
HELICAMはDJIの正規販売代理店・認定修理店として、北海道から全国のお客様の産業用ドローン定期点検を郵送またはお持ち込みで承っています。本記事では、HELICAMの定期点検サービスの強みと、ご依頼の流れを詳しくご紹介します。
産業用ドローンの定期点検はなぜ必要?「法律」と「メーカー」の2つのサイクル
ドローンは精密機器です。特に産業用ドローンは測量・点検・災害対応など業務で酷使されるため、一般機以上に部品の劣化が早くなります。
さらに定期点検には、法律上のルールとメーカーが定めるルールという「2つのサイクル」が存在します。
法律上の基準:飛行20時間ごと
まず法律面では、メーカーが点検の基準を定めていない機体については、国土交通省の飛行マニュアルに基づき「20時間の飛行ごと」に定期点検を実施する義務があります。
メーカー基準:経過期間・飛行回数・飛行時間
一方でメーカー側にも点検サイクルがあります。DJIでは代表的な目安として、以下の基準が案内されています。
- 6ヶ月ごと(経過期間)
- 累計飛行回数200回ごと
- 累計飛行時間50時間ごと
いずれかに該当した時点で、代理店またはDJIサポートでの点検が推奨されています。
基本は「短い方」を採用する
法律基準とメーカー基準が併存する場合、「より短い(先に到来する)サイクル」を採用するのが安全運用の基本です。「まだ50時間飛んでいないから大丈夫」ではなく、6ヶ月が経過しただけでも点検時期と考える必要があります。点検タイミングの全体像は、下表のとおりです。
定期点検のタイミング早見表
| 基準の種類 | 点検時期の目安 | 根拠・補足 |
|---|---|---|
| 法律上の基準 | 飛行時間 20時間ごと | メーカーの定めがない場合に適用。国土交通省の飛行マニュアルに基づく点検義務 |
| メーカー基準①(経過期間) | 6ヶ月ごと | DJIが推奨する点検サイクル |
| メーカー基準②(飛行回数) | 累計200回ごと | DJIの安全飛行ガイドで推奨される点検の目安 |
| メーカー基準③(飛行時間) | 累計50時間ごと | DJIの安全飛行ガイドで推奨される点検の目安 |
| アプリの警告 | 前回点検から概ね1年 | DJI Pilot 2に対応する産業用機体では「要定期点検」の警告が表示される機種があります(表示条件は機体・ファームウェアにより異なります) |
【運用の基本ルール】 上記の基準は複数が同時に進行します。どれか一つでも該当した時点で点検に出すことが原則です。法律基準とメーカー基準のうち、より短い(早い)サイクルを優先することで、事故防止と法適合の両方を満たせます。なお、正確な点検サイクルは機種ごとに異なる場合があります。詳細はお手持ちの機体の運用マニュアル、またはDJI定期点検サービスプランをご確認ください。
産業機の定期点検は「代理店経由」が基本
DJIの産業用ドローン定期点検サービスは、DJI公式の案内でも「ご相談やお申し込みはDJI Enterprise正規販売代理店まで」とされており、産業機の点検は正規販売代理店を経由するのが基本です。
サービスプランは、Basicプラン(ベーシック)とPremiumプラン(プレミアム)の2種類で構成されています。Basicプランはクリーニング・基本機能の点検・ファームウェアアップデートなど、PremiumプランはBasicプランに消耗パーツとモーターの交換を加えた内容です。
HELICAMはDJIの正規販売代理店であり、DJI認定整備士が在籍する認定修理店です。産業機の点検も、メーカー基準の点検サービスを軸に、安心してお任せいただけます。
HELICAMの強み① 事前見積フォームで「金額が明確」
HELICAMの一番の強みは、金額の明瞭性です。
当社では、「定期点検自動見積作成フォーム」を用意しており、お客様ご自身で
- 点検する機種
- 消耗品交換の有無
- 必要なアクセサリ
- 点検希望のバッテリー数量
を選択するだけで、その場でお見積書が自動で作成されます。送信後、ご入力いただいたメールアドレス宛にお見積書が届きますので、金額にご納得いただいてから機体をご発送いただけます。
「送ってから高い請求が来るのでは…」という不安なく、事前に料金を確認してから依頼できるのが、他社にはないHELICAMの安心ポイントです。
※点検作業中に修理が必要な箇所が見つかった場合は、別途追加費用が発生します。その際は再お見積りをご送付し、再度ご発注いただく流れとなりますので、事前に必ず金額をご確認いただけます。
HELICAMの強み② テストフライトによるダブルチェック
点検は「見て終わり」ではありません。HELICAMでは、メーカー基準の点検が完了した後、実際に問題なく飛行できるかをテストフライトで確認するダブルチェック体制を整えています。
点検項目には、最新ファームウェアへのアップデート、カメラ校正、ビジョンセンサー校正、固定具の増締め・交換、モーターチェック、粉塵清掃、バッテリーテスト、プロペラバランス、ジンバル校正に加え、飛行試験/動作テスト、飛行調整、スティック感度試験まで含まれます。
「飛ばしてみないと分からない問題」――例えば微細な挙動の乱れやスティックの感度ズレなどは、静止状態の点検だけでは検出できません。HELICAMは最終的なフライトテストまで実施することで、お客様が受け取ったその日から安心して運用できる状態でお返しします。
HELICAMの強み③ 夏場はスムーズな納期(雪国ならではの逆転メリット)
HELICAMは北海道の会社です。北海道は雪国であるため、多くのお客様が冬場に定期点検を行います。そのため、どうしても冬場(雪のシーズン)は繁忙期となり、丁寧な点検を行ううえでお客様をお待たせしてしまうことがあります。
しかし、逆を言えば、夏場は比較的定期点検のご依頼が少なく、スムーズな点検とお引渡しが可能です。
雪の降らない地域にお住まいの方も、この夏場にHELICAMをご利用いただければ、もしかするとお近くの代理店様よりスムーズにご対応できるかもしれません。繁忙期を避けて点検時期をずらしたい事業者様にこそ、おすすめしたいポイントです。
定期点検のご依頼の流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① 見積り自動作成 | 「定期点検自動見積作成フォーム」で機種・オプションを選択し、お見積書を取得 |
| ② お申込み | 見積書に記載の見積書番号を入力し、定期点検申込みフォームからご登録 |
| ③ 機体をお送りいただく | 当社まで機体を郵送(送料はお客様負担)またはお持ち込み |
| ④ 点検実施 | DJI定期点検サービス(Basic/Premiumプラン)を軸とした点検+テストフライトによるダブルチェック |
| ⑤ 納品 | メンテナンス証明書・点検リストとともに機体を返送 |
ご発送前にご準備いただくもの
- バッテリー(1本以上)
- プロペラ(1分)
- DIPSの登録確認(PDFでのご提示も可能)
※点検の納期は通常3週間~4週間ほどです(冬季は4週間以上かかる場合があります)。夏場は比較的スムーズにご対応できます。
対応機種
| カテゴリ | 対応機種 |
|---|---|
| Matriceシリーズ | Matrice 400、Matrice 4シリーズ、Matrice 300 / 350 RTK、Matrice 30 / 30T |
| Mavic Enterprise | Mavic 3 Enterpriseシリーズ |
| その他 | Inspire 2、Zenmuseシリーズ(ジンバル点検・ファームウェア更新) |
| 要相談 | Agrasシリーズ、Dockシリーズ など |
※上記に記載のない機種も、要相談にて対応できる場合があります。まずはお気軽にお問い合わせください。
消耗品交換の目安
ドローンのモーターは、長期間の使用で飛行中に急停止するおそれがあります。HELICAMでは以下のいずれかに該当する場合、消耗品交換(モーター交換)を推奨しています。
- 前回の消耗品交換から2年経過
- 飛行回数400回以上
- 100時間以上のフライト
特に業務用機種(Mavic 4シリーズ、Matrice 400 RTK等)は、1年に1度の消耗品交換を推奨しています。DJI Pilot 2に対応する産業用機体では、前回点検から一定期間(概ね1年)経過すると「要定期点検」の警告が表示される機種がありますが、消耗品交換を含む定期点検を行うことで警告を取り消すことができます。表示条件は機体やファームウェアのバージョンによって異なりますので、警告が出た場合は早めに点検をご検討ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 他店で購入したDJIドローンでも点検してもらえますか? A. はい、可能です。他店で購入されたDJIドローンでも、HELICAMで定期点検を承ります。
Q. 北海道以外からでも依頼できますか? A. はい。機体を郵送またはお持ち込みいただければ、全国どこからでもご依頼いただけます。郵送の際の送料はお客様負担となります。(返送の際は、キャンセルの場合を除き弊社が負担いたします)。
Q. 点検にかかる日数はどのくらいですか? A. 通常3週間~4週間ほどです。冬季は4週間以上かかる場合がありますが、夏場は比較的スムーズにご対応できます。
Q. 点検証明書は発行されますか? A. はい。専門知識を持つ技術スタッフが行う50項目以上の整備項目の点検リストや修理報告書とともに、メンテナンス証明書を発行いたします。
Q. 産業機の点検はどのように行われますか? A. 産業機はDJI定期点検サービス(Basic/Premiumプラン)にて点検を行い、そのうえでHELICAMがテストフライトによるダブルチェックを実施します。
Q. 点検中に故障が見つかったらどうなりますか? A. 点検作業中に修理が必要な箇所が見つかった場合は、別途追加費用が発生します。その際は再お見積りをご送付し、ご納得いただいてから作業を進めます。
Q. 定期点検のタイミングが分かりません。 A. 目安は「飛行20時間ごと(メーカーの定めがない場合)」と「6ヶ月ごと/累計200回/累計50時間」のうち、先に到来した方です。機体に「要定期点検」の警告が表示された場合も点検時期です。迷われたら、お気軽にご相談ください。
まとめ|産業用ドローンの定期点検はHELICAMへ
産業用ドローンの定期点検は、安全な運用と機体の延命のために欠かせません。HELICAMは
- 事前見積フォームで金額が明確
- テストフライトによるダブルチェック
- 夏場はスムーズな納期
の3つの強みで、北海道から全国のお客様の産業用ドローン定期点検をサポートします。
まずは定期点検自動見積作成フォームから、お手持ちの機体のお見積りをお取りください。金額をご確認のうえ、ご納得いただけましたら機体を郵送またはお持ち込みください。
▶ 定期点検自動見積作成フォームはこちら https://www.helicam.jp/contact/maintenance/
▶ お問い合わせ HELICAM定期点検担当 メール:repair@helicam.jp 電話:011-200-9785 受付時間:10:00〜19:00(定休日:土・日曜日)