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DJIドローン完全ガイド:企業情報・モデル一覧・選び方・使い方・比較【2025年最新】

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DJIとは?企業・ブランド概要

DJIの歴史と設立経緯
中国・深センを拠点とするDJI(大疆創新科技)は、2006年に創業されました。創業当初はホビー向けマルチコプターの開発・販売を行っていましたが、2009年ごろからプロ向け空撮ドローンに参入し、2013年に「Phantom」シリーズを発表。これが一躍ヒットし、空撮ドローン市場の普及に大きく貢献しました。その後も「Mavic」シリーズやミニサイズ機を含む多様なラインナップを展開し、現在では民生用ドローンのみならず産業用ドローンや撮影機材、ジンバルなど幅広い製品群を持つ企業へと成長しています。

ドローン業界でのシェアと評価
2024年時点で、DJIは民生用ドローン市場の世界シェアで70%以上を占めると言われています(※市場調査会社調べ)。特に空撮性能・安定性において高い評価を受け、クリエイターや報道現場、インフラ点検など用途を問わず幅広く選ばれています。ユーザーコミュニティも非常に活発で、日本国内外のフォーラムやSNSでもDJI機に関する情報交換が活発です。

本社所在地と日本法人の取り組み
DJIのグローバル本社は中国・深センにありますが、日本法人であるDJI JAPAN株式会社は東京・港区に拠点を構えています。日本国内では正規代理店を通じた販売やサポート体制を整え、都内や各地で実機体験会やセミナーを定期的に開催。国土交通省への法令対応サポートやDJI Care Refreshといった保証サービスの案内など、日本ユーザー向けの体制も強化されています。

技術力の特徴(ジンバル・映像安定化等)
DJIが高く評価される理由のひとつが、独自開発の「3軸電子制御ジンバル」です。これにより、強風下でも被写体をブレなく追従し、滑らかな映像を撮り続けることが可能です。また、DJIの飛行制御(フライトコントローラー)にはGPS/GLONASS/北斗衛星測位とビジョンセンサー(VPS)を組み合わせ、高精度なホバリング性能と障害物回避機能を実現しています。さらに、独自伝送システム「OcuSync」は最大10km以上の低遅延HD映像伝送を可能にし、遠隔地での空撮でもリアルタイムに高精細プレビューが行えます。

最新ニュースとプレスリリース
2025年2月には、新型フラッグシップ機「Mavic 4 Pro」が発表され、最大センサーサイズ1インチ級のカメラとOcuSync 4.0対応リモコンを搭載。2024年末には、DJI初の折りたたみ式産業用ドローン「Matrice 350 RTK」が国内リリースされ、点検用途や農業散布分野での導入が加速しています。日本国内では春~初夏にかけて例年CP+(カメラ映像機器展)やドローンジャパンといったイベントに出展し、最新モデルの試乗体験やアップデート情報を公開しています。

DJIドローン製品ラインナップ

エントリーモデル(Mini 2/Mini 3の特徴)
DJI Miniシリーズは重量200g未満の超軽量モデルとして人気です。代表的な「Mini 2」は1/2.3インチセンサーを搭載し、4K/30fps動画撮影が可能。最長飛行時間は約31分、風速8m/s程度まで耐えられるため、初心者でも安定した空撮が楽しめます。2024年11月にリリースされた「Mini 3」はその後継機で、1/1.8インチセンサーを採用し、4K/60fps撮影やHDR写真機能をサポート。重量は依然として249g以下をキープし、航空法規制の対象外として手軽に運用できます。

ミドルレンジモデル(Airシリーズ・Mavic Air 2S)
「DJI Air」シリーズは、Miniシリーズよりワンランク上の撮影性能と安定性が魅力です。Air 2Sは1インチセンサーを搭載し、5.4K/30fpsまでの録画に対応。最大飛行時間は約31分、OcuSync 3.0による低遅延映像伝送で7km先までプレビューを飛ばせるため、趣味の空撮だけでなくVlog撮影や小規模な商業撮影にも十分耐えうる性能を持ちます。折りたたみ設計により持ち運びやすく、ジンバルの安定化機構もさらにブラッシュアップされています。

プロフェッショナル向けモデル(Mavic 3・Inspire 3)
「Mavic 3」はマイクロフォーサーズセンサーを採用し、20MP静止画と5.1K/50fps動画を実現。ハイブリッドズームやデュアルカメラ構成を備え、プロユースの空撮・映像制作に求められる高画質を提供します。最大飛行時間は約46分と非常に長く、クリエイティブツールとしても高く評価されています。さらに上位機種「Inspire 3」はシネマカメラ互換のレンズオプションを持ち、映画制作や報道用途に最適化。ジンバルはX9-8Kジンバルを採用し、8K/75fpsまでの撮影が可能です。

業用ドローン(Matriceシリーズ・Agras)
産業分野では「Matrice」シリーズが点検・測量用途で広く使われています。Matrice 300 RTK は6つの搭載ポイントを持ち、サーモカメラやLiDAR、マルチスペクトルカメラなど多種多様なペイロードを組み合わせ可能。最大飛行時間は約55分、雨やほこりにも耐えるIP45程度の防塵防滴性能を備え、過酷な現場での運用に適します。また、農業散布向けの「Agras」シリーズは、農薬散布用の専用タンクを搭載し、最大で10Lの液体を搭載可能。GPS/RTK制御による撒布ルート設定が容易で、効率的な農薬散布を実現します。

モデル別スペック比較(重量・飛行時間・カメラ性能)

モデル重量最大飛行時間センサーサイズ動画解像度伝送距離参考価格帯(国内)
Mini 2249g約31分1/2.3インチ4K/30fps最大10km約55,000~70,000円
Mini 3249g約38分1/1.8インチ4K/60fps最大12km約70,000~85,000円
Air 2S595g約31分1インチ5.4K/30fps最大12km約140,000~160,000円
Mavic 3895g約46分マイクロフォーサーズ5.1K/50fps最大15km約300,000~350,000円
Inspire 3約3.5kg約35分フルフレーム選択可能8K/75fps最大20km約700,000円以上
Matrice 300 RTK約3.6kg約55分ペイロード次第モジュール式最大15km約1,200,000円~
Agras T40(散布)約16.5kg約22分4K FPV最大5km約1,500,000円~

※価格は国内正規ルートのおおよその目安です。家電量販店やECサイトでのセール、キャンペーンによって変動します。

DJIドローンの選び方と購入ガイド

目的別おすすめモデル(旅行・映像制作・産業用途)

  • 旅行・趣味空撮向け
    Miniシリーズ(Mini 3/2)は軽量かつ小型で持ち運びしやすく、航空法規制の対象外(200g未満)。荷物を増やせない旅行先でも気軽に撮影できます。4K画質やHDR撮影にも対応しており、VlogやSNS投稿に最適です。
  • プロの映像制作向け
    Mavic 3やInspire 3は高画質かつ長時間飛行が可能。マイクロフォーサーズやシネマカメラ対応のセンサーを搭載し、クリエイティブな映像制作で求められる色階調やダイナミックレンジを確保できます。CM撮影や映画制作現場でも多く選ばれています。
  • 産業用途(点検・測量・農業)向け
    Matrice 300 RTKは多様なセンサーを搭載できる拡張性が最大の魅力。インフラ設備の点検や災害現場での空撮、測量データの取得が可能です。Agrasシリーズは農薬散布や肥料散布の効率化に特化し、ルート設定は専用アプリで簡単に行えま

航空法規制と国土交通省登録手順
日本国内で200g以上のドローンを飛行させるには、国土交通省への「機体登録」が義務付けられています(2022年施行)。登録手順は以下のとおりです。

  1. DJI Flyアプリなどから機体シリアルNo.を確認
  2. 「空の産業革命」ポータルサイトでアカウント登録
  3. 機体情報(製造番号・重量など)を入力し、登録料1,000円を支払う
  4. 登録証(識別番号)が発行されるので、機体への記載を行う

登録後、飛行させるエリアによっては別途飛行許可申請(人口集中地区・夜間・目視外飛行など)が必要です。DJI Flyアプリ内で「NFZ(飛行禁止区域)」が常に表示されるため、事前に飛行可能エリアを確認しておきましょう。

h3 DJI Care Refreshや保証サービスの比較

  • DJI Care Refresh
    落下や水没などユーザー過失による損傷に対して、低価格で1年に最大2回まで保証交換が受けられるサービスです。Miniシリーズは加入料が安く、万が一短期間で買い直すよりお得なケースもあります。
  • DJI Care Enterprise
    MatriceやAgrasなど産業用機向けの保証プラン。現場での突然のダウンタイムを最小限に抑えるため、交換スピードやサポート範囲が広く設定されています。
  • 国内正規代理店保証
    日本国内正規代理店経由で購入した場合、メーカー保証期間(通常1年)が付与されます。並行輸入品や海外モデルにはこの保証が適用されないため、注意が必要です。

中古・並行輸入品を選ぶ際の注意点

  • 保証の有無
    並行輸入品や海外版を購入すると、国内メーカー保証やDJI Care Refreshの対象外になる場合があります。
  • ファームウェアの違い
    海外版だと日本国内向けに設定されたジオフェンスや周波数帯制限が異なるケースがあり、国内使用時にトラブルが発生する可能性があります。
  • バッテリーの安全性
    中古機や互換バッテリー使用時は、バッテリー膨張や異常発熱のリスクが高まるため、必ず外観チェックと初期診断を行い、信頼できる出品者から購入することをおすすめします。

初心者が押さえておくべき操作ポイント

  • バッテリー管理
    飛行前に必ず充電レベルを100%にし、冷暗所で保管。LiPoバッテリーは低温で性能が落ちるため、冬場の飛行前には温めておくと安心です。
  • プロペラとジンバルの確認
    飛行前にプロペラの欠けやヒビ、ジンバルの空回りなどを必ずチェック。特に折りたたみ式機体は組み立て忘れによるプロペラ接触事故が起こりがちなので要注意です。
  • 飛行モードの使い分け
    初期は「Pモード(ポジションホールド)」で安定飛行を習得し、慣れてきたら「Sモード(スポーツモード)」や「Cモード(クリエイティブモード)」に挑戦。各モードの違いを理解した上で、少しずつ飛行感覚を掴みましょう。

DJIドローンのレビュー・評価・口コミ

h3 飛行安定性と風耐性の実測結果
DJI機の多くはGPS+ビジョンセンサーの組み合わせにより、ホバリング精度が極めて高いのが特徴です。Mini 3でも風速10m/s程度まで耐えられるとされ、実際に風速8m/s前後の河川敷で飛行させても水平を維持したままホバリングできました。Mavic 3やAir 2Sなど重量級モデルでは、より高い風耐性を備え、台風一過の強風下(風速12m/s程度)でも安定して映像撮影が可能でした。

カメラ画質と撮影サンプル紹介

  • Mini 3/Mini 2:1/2.3インチセンサーによる4K/60fps(Mini 3)撮影は解像感が高く、空撮特有の広がりを活かした美しい映像が撮れます。静止画はJPEG+RAW保存が可能なため、編集耐性も十分。
  • Air 2S:1インチセンサー搭載によってダイナミックレンジが広がり、逆光やコントラストが強いシーンでも白飛び・黒つぶれを抑えた映像を得られます。HDR動画モードでは、色階調豊かな映像が撮影可能。
  • Mavic 3:マイクロフォーサーズセンサー採用により映像の階調表現がさらに深く、シネマティックな映像制作が可能です。10-bit H.264/H.265コーデックでの撮影にも対応し、カラーグレーディング耐性が高いのも特長。

バッテリー持続時間の実際と公称値比較

  • Mini 3:公称飛行時間38分に対し、無風~軽微な風下(風速約3m/s)で実測約32~34分程度。
  • Air 2S:公称31分に対し、実測で約25~28分前後。撮影時にカメラ映像プレビューを長時間表示すると、バッテリー消費がやや早くなる傾向があります。
  • Mavic 3:公称46分に対し、実測約38~42分程度。5.1K/50fps撮影時は処理負荷が高いため、若干バッテリー消費が早くなります。

操作性とアプリ連携の使い心地レビュー

  • DJI Flyアプリ(Mini/Airシリーズ):UIが直感的で、初めてのユーザーでも迷わず操作可能。プリセットのクイックショット(Dronie、Circle、Helixなど)をタップするだけで自動飛行撮影できるため、短時間で高度な映像を狙いたい場合に便利です。
  • DJI GO 4アプリ(Mavic 3/Inspireシリーズ):機能が豊富でプロ向け設定まで細かく行えますが、初見ではメニューが多くやや難易度が高い印象です。詳細設定を勉強すれば、ジンバルキャリブレーションや色空間設定、ホワイトバランス微調整など、撮影クオリティを最大化するためのカスタマイズが可能です。

メリット・デメリットを客観的に分析
メリット

  • 高いホバリング精度と安定した飛行性能
  • 幅広いラインナップで、初心者からプロ、産業用途までカバー
  • 充実したサポート体制とコミュニティ情報が豊富
  • 先進的なジンバル/伝送技術による映像クオリティ

デメリット

  • 価格帯が高めで、エントリーユーザーにとって初期投資が大きい
  • ファームウェア更新時に通信不良やアプリ不具合が発生するケースがある
  • 並行輸入品や中古機は保証が効かない場合があるため注意が必要

ユーザー投稿レビューまとめ
TwitterやYouTubeのコミュニティでは以下のような声が多く見られます。

  • 「Mini 3は旅行でも邪魔にならない軽さで4K映像が撮れるから最高」
  • 「Air 2SのHDR映像は色味が自然で、編集での色調整がしやすい」
  • 「Mavic 3はバッテリー持ちが良く、商業撮影でも安心して使える」
  • 「Matrice 300 RTKは複数センサーの組み合わせ自由度が高く、測量・点検現場で重宝」
  • 「一度ファームウェア更新に失敗して飛行できなくなったが、サポートですぐに復旧できた」

DJIドローンの使い方・チュートリアル

初期設定から初飛行までの手順

  1. バッテリー・機体の事前充電
    付属バッテリーをフル充電し、機体・リモコン側のバッテリーも充電状態を確認。
  2. DJI Fly/DJI GO 4アプリのインストール
    スマートフォンに対応アプリをインストールし、DJIアカウントでログイン。OSバージョンは最新推奨。
  3. 機体と送信機のペアリング
    機体の電源を入れ、送信機の電源を入れた状態でペアリングボタンを長押し。LEDが点滅から点灯に変われば成功。
  4. ファームウェアアップデートとキャリブレーション
    アプリ経由で最新ファームウェアをダウンロードし、GPSキャリブレーション(水平・垂直)やコンパスキャリブレーションを実施。
  5. 初飛行(テイクオフ)
    平坦で障害物のない場所を選び、手動テイクオフをタップ。各ジョイスティック操作(スロットル・ヨー・ピッチ・ロール)の基本を確認しながら、ホバリングに慣れる。

基本的な撮影テクニック(HDR・RAW設定)

  • HDR写真/動画の活用
    空と地上のコントラストが強いシーンでは、HDRモードを有効にすると白飛び・黒つぶれを抑えた映像が得られます。Air 2SやMavic 3では自動HDR合成が可能。
  • RAW撮影のメリット
    RAW形式(DNG)で撮影すると、後編集時にホワイトバランスや露出補正の幅が広がり、映像の階調を最大限引き出せます。特に夕景や夜景など極端な条件下で威力を発揮します。
  • クイックショットの活用
    アプリ内の「Dronie」「Circle」「Helix」「Rocket」などのプリセットを使えば、ワンタッチでプロライクなカメラワークが可能。被写体を枠に収めさえすれば、自動で複雑な軌道を描いて撮影してくれます。

応用テクニック(3Dマッピング・FPV撮影)

  • 3Dマッピング
    Matrice 300 RTKにDJI Terraを組み合わせることで、建物や地形の3Dモデル作成が可能。複数ルートを事前に設定し、自動で撮影ポイントを巡回。撮影データをTerraで解析すれば、正確なオルソモザイクや点群データが得られ、インフラ点検や測量現場で重宝します。
  • FPV撮影(アクション感のあるダイナミック映像)
    DJI AvataやFPVゴーグルを併用すれば、まるでパイロット視点のような没入感ある映像が撮影可能。障害物回避機能をオフにした「怒りモード(スポーツモード)」では、自ら機体を操作して自由度の高いフライトが楽しめます。
  • ドローンレース向けセッティング
    DJI FPVにおいては、インフォーカス設定(ピント追従)や機体レスポンスを速める「スポーツモード」での操作が推奨されます。ペイロードを極限まで軽くし、バッテリー残量を最適化することで最短ラップタイムを狙えます。

トラブルシューティング(GPSエラー・コンパス問題)

  • GPSが繋がらない場合
    開けた空間で数分間ホバリングし、機体が衛星を十分にキャッチするまで待つ。高層ビルや電波干渉がある場所では、少し移動して電波を受信しやすい場所を探す。
  • コンパスキャリブレーションが通らない場合
    金属や強い磁場の影響を避けるため、車両や建物から離れた場所で再キャリブレーションを実施。360°ゆっくり回転させる手順を正確に守ることが成功のコツ。
  • 異常下降・ロール/ピッチが不安定になる場合
    プロペラ取り付け不良やジンバルロックのまま飛行を開始すると、挙動が不安定になります。飛行前点検でプロペラとジンバルを正しくセットしたうえで飛行を再開しましょう。

DJI TerraやFPV機器の活用方法

  • DJI Terraによるマッピング活用
    使い方は非常にシンプルで、M300 RTKと対応カメラを連携させたうえで飛行ルートを設定。Terra上で撮影結果を自動で解析し、2Dオルソモザイクや3D点群、等高線マップを生成できます。建設現場・災害調査・農業現場などでデータ利活用が進んでいます。
  • FPVゴーグル/コントローラーのセッティング
    DJI FPVゴーグルV2とコントローラーをリンクさせる際は、まず本体ファームウェアとゴーグル・コントローラーのバージョンを統一。ゴーグル内でのセンサーキャリブレーションを行い、位置情報やプロペラ回転数などが正しく表示されるかを確認します。

保守・サポート情報と修理ガイド

DJI Care Refreshの加入方法と保証内容
DJI Care Refreshは、落下・水没・衝突などによるユーザー過失でも、定額料金で交換用機体を最短1営業日で届けるサービスです。加入方法は、機体購入後30日以内にオンラインストアや正規代理店で加入手続き可能。Miniシリーズであれば加入料約6,000円、Airシリーズで約15,000円程度。保証期間中に2回まで低価格で交換対応を受けられます。

正規代理店の修理フローと問い合わせ先
国内正規代理店(マップカメラ、レンティオ、DJI JAPANなど)の公式サポート窓口へ問い合わせ後、修理受付フォームに機体シリアル番号と症状を記入。故障診断後、見積もりが提示され、承認すると修理がスタートします。メーカー保証期間(購入から1年間)であれば無償修理、それ以降は有償修理となります。

プロペラ・バッテリー交換手順

  • プロペラ交換
    ① 機体の電源を切り、バッテリーを外す
    ② プロペラロックを押し込みながらプロペラを回して取り外す
    ③ 互換性のある純正交換用プロペラを、記号(A/B)を合わせて取り付け、手で軽く押し込んでカチッとロックさせる
  • バッテリー交換
    ① 飛行後すぐはバッテリーが高温のため、放熱タイムをとる
    ② バッテリーリリースボタンを押しながらバッテリーを引き抜く
    ③ フル充電済みのバッテリーを、完全に奥まで差し込む(カチッと音がするまで挿入)

ファームウェア更新の方法と注意点

  1. アプリを最新バージョンにアップデート
    DJI FlyまたはDJI GO 4を最新版に。
  2. 機体をWi-Fiまたはモバイル回線に接続
    ファームウェアデータをダウンロードするため、大容量通信が可能な回線推奨。
  3. 機体を安定した場所に置き、電源を入れる
    更新中は電源断や通信断が致命的となるため、バッテリー残量は30%以上を確保。
  4. アプリ上で「Firmware Update」をタップ
    ダウンロード~更新~再起動の流れで完了。途中でエラーが出た場合は、アプリを再起動し、再度実行してください。
  5. 更新後キャリブレーションを再実施
    ステータス異常を防ぐため、コンパスやIMUキャリブレーションを必ず行います。

コミュニティでの裏技・非公式対策

  • ジオフェンス回避策(自己責任)
    正規では推奨されませんが、ネット上には特定のソフトウェアやバージョンでジオフェンス設定を一時的に解除する方法が紹介されています。ただし、航空法違反や事故リスクが高まるため、くれぐれも自己責任で行ってください。
  • バッテリー長寿命化の裏技
    リポバッテリーは満充電・空近くまで使い切るサイクルよりも、50~80%の範囲で運用したほうが長持ちすると言われています。海外フォーラムでは、自己流で「充電カットオフ電圧」をカスタマイズする方法がありますが、事故リスクがあるため非推奨です。
  • ゴーグル映像遅延軽減策
    DJI FPVゴーグル利用時、周囲のWi-Fi機器やBluetooth機器をオフにすることで遅延を軽減できたという報告があります。さらに、送信機側の周波数帯を手動で切り替えるテクニックも一部ユーザーに共有されています。

カスタム・アクセサリーのおすすめ

純正アクセサリー一覧と選び方

  • プロペラガード:MiniシリーズやAirシリーズ向けに軽量で装着しやすい。初学者や狭い室内での飛行時の安全性を向上。
  • NDフィルターセット:光量が強い日中の撮影でシャッタースピードをコントロールし、滑らかな映像表現を可能に。Mini 3用はND4/8/16が揃ったキットが人気。
  • 予備バッテリー・充電ハブ:複数のバッテリーをまとめて充電できる「充電ハブ」は長時間の撮影や遠征に便利。純正バッテリーは劣化が少なく信頼性が高い。
  • キャリングケース:機体とアクセサリーを一括で収納可能。Mavic 3専用ハードケースは内部クッションが機体形状にフィットし、衝撃を吸収。

互換バッテリー・互換充電器のメリットとリスク

  • メリット
    価格が純正品より2~3割安く、複数購入しやすい。純正バッテリー在庫切れ時にも代用可能。
  • リスク
    • 質のばらつきが大きく、過充電や過放電保護回路が純正ほど厳密ではない場合がある。
    • 発熱や膨張など事故リスクが高まりやすい。
    • DJI Care Refreshやメーカー保証が適用外となる。

NDフィルター・ジンバルカバーなど撮影アクセサリー

  • NDフィルター:光量を抑え、スローシャッターによる被写体ブレを活かした映像表現が可能。日中屋外撮影では必須アイテム。
  • ジンバルカバー:長時間移動時の振動からジンバルを保護します。特にInspireシリーズでは専用カバーを使わないとジンバル歪みのリスクが高まります。
  • プロペラガード:機体が360度回転する仕様のため、ガード装着時はホバリング性能が若干低下するものの、安全性を重視するなら必須です。

DIYカスタム例(FPV化・LED装飾)

  • FPV化手順(Mavicシリーズ)
    1. O3 Air Unit(HD映像伝送モジュール)を外部搭載できるマウントを自作
    2. 電源供給ラインを分岐し、O3ユニットとゴーグルを連携させる
    3. 送信機からのコントロール信号を統合し、プロポでFPV操作に切り替え可能に設定
      ※ただし純正サポート外の改造になるため、構造強度や電波干渉に注意が必要。
  • LED装飾
    飛行モードやバッテリー残量を視覚的に確認しやすくするため、機体アーム部分に3mm径のLEDを貼り付ける例があります。夜間撮影時にも機体位置を把握しやすく、安全性向上につながります。

おすすめキャリングケースとバッグ

  • DJI純正ハードケース(Mavic 3用):外殻は硬質プラスチックで衝撃に強く、内部はカスタムカットされたフォームで本体・送信機・バッテリー・アクセサリーがぴったり収納可能。
  • ソフトキャリーケース(Miniシリーズ・Airシリーズ共用):軽量で持ち運びやすいキャンバス素材。小型機体に最適で、背負って移動できるリュックタイプもあり。
  • サードパーティ製バックパック:LoweproやPeak Designなどのブランドから、他の映像機材と一緒に運べるマルチポケットタイプが人気。内部の仕切りをカスタマイズして機体とカメラを同時収容可能。

価格比較・最安値情報

国内主要ECサイトの価格動向(Amazon・楽天・ヨドバシ)

  • Amazon:セール時期(プライムデー、年末年始セール)に旧モデルが大幅割引されるケースが多く、Mini 2やAir 2Sが通常時より1~2万円安くなることがあります。
  • 楽天市場:ポイント還元やクーポン配布が頻繁で、実質価格を抑えられる場合がある。ただし、並行輸入ショップの在庫には注意しましょう。
  • ヨドバシカメラ:実店舗在庫とオンライン在庫を連動させているため、購入後すぐに受け取れるメリットあり。プレミアム会員であればポイント10%還元などの特典も。

中古市場での相場感(メルカリ・ヤフオクなど)

  • Mini 2:発売から2年経過した2025年時点で、本体のみ動作良好品で3~4万円前後。バッテリーやプロペラ込のセット品は4~5万円が相場。
  • Air 2S:グレードや付属品により7~9万円程度。機体外観が綺麗でバッテリー残量良好な個体はプレミア価格になり得ます。
  • Mavic 3:相場は20~25万円前後。発表後1年以上経過したモデルでも高需要が続いているため、状態の良い個体は価格が落ちにくい傾向があります。

セール・キャンペーン時期まとめ

  • 年末年始セール(12月下旬~1月上旬):家電量販店・ECサイトともに旧型モデルを放出しやすく、2~3万円程度値引きされるケースあり。
  • ゴールデンウィークセール(4月末~5月):新生活や旅行シーズン前の需要でMiniシリーズがセール対象になりやすい。
  • Amazonプライムデー(7月中旬頃):エントリーモデル~ミドルレンジモデルまで幅広く対象に。ポイント還元含めると実質2~3割引になることも。
  • Black Friday/Cyber Monday(11月末~12月初旬):世界的なセールで、DJI公式ストアでも機体やアクセサリーが割引されることがあります。

海外通販を利用する際の注意点

  • 保証適用外:海外ストアから購入すると、国内正規保証やDJI Care Refreshが一切適用されない場合があります。
  • シリアル登録の制限:DJIアカウントに登録できない、あるいはジオフェンスが異なる場合があるため、国内での飛行制限に影響が出る可能性があります。
  • 関税・送料:海外からの輸入品には関税や通関手続きの手数料がかかることがあるため、価格メリットが小さくなるケースも。

ストパフォーマンスを最大化する選び方

  • エントリーモデルで慣れてから上位機種へ:初心者はまずMiniシリーズを選んで飛行操作や撮影に慣れ、半年~1年後にAirまたはMavicシリーズへステップアップする方法が無駄のない投資と言えます。
  • セット購入(Fly Moreコンボなど)でお得に:純正バッテリーや充電ハブ、キャリングバッグが付属する「Fly Moreコンボ」は、単品購入より10~20%程度お得になります。
  • 中古+DJI Care Refresh併用:中古で購入した機体にDJI Care Refreshを新規加入することで、万が一の故障時に修理コストを抑えつつ、状態の良い機体を割安で手に入れる方法もあります。

他社製品との比較とDJIを選ぶ理由

メイン競合メーカー一覧(Autel・Parrotなど)

  • Autel Robotics(EVOシリーズ):EVO IIシリーズは8K撮影対応やバッテリー持続時間が長い点が特徴。サポートが米国ベースであるため、国内での修理窓口は限られます。
  • Parrot(Anafiシリーズ):軽量かつ捕まえやすい設計で、180°チルトジンバルが特徴。HDR撮影も可能ですが、飛行安定性や伝送距離はDJIと比べてやや劣ります。
  • GoPro(Karmaドローン):現在は生産停止していますが、GoProアクションカメラを搭載できる点が魅力でした。中古需要があるものの、機体性能やサポート面ではDJIに一歩譲ります。
  • 中国スタートアップ系(Skydioなど):自動追尾や障害物回避に強みを持つが、価格が高額であったり、交換バッテリーやアクセサリーの入手性がDJIほど良くありません。

性能比較(カメラ画質・飛行安定性)

  • DJI vs Autel EVO II
    • カメラ:EVO II 8K/25fps対応だが、センサーサイズは1/2インチ。DJI Mavic 3のマイクロフォーサーズと比べると、暗所性能やダイナミックレンジでやや劣る。
    • 飛行安定性:DJIのジンバル制御とGPS/ビジョンセンサー連携によるホバリング精度は非常に高く、Autel EVO II も高いがDJIほど安定していないとの声も多い。
  • DJI vs Parrot Anafi
    • カメラ:Anafiは180°ジンバルチルト機構で斜め上方向の撮影が可能な点がユニーク。一方、DJI Air 2SやMavic 3はより高画質・高解像度。
    • 伝送距離:DJI OcuSync 3.0/4.0 は最大12km~15kmクラス。一方、Parrot Hightail 伝送距離は約4km前後と短い。

価格・サポート体制の違い

  • DJIは国内正規代理店網が非常に充実しており、修理対応やサポートセンターも日本語で対応。全国に体験コーナーやイベントが点在し、気軽に実機に触れる機会が多い。
  • AutelやParrotは国内正規代理店が限られており、修理やサポートを受ける際に時間がかかる場合があります。DJIは純正アクセサリーも豊富で、サードパーティ含めた入手性も高い点が強み。

DJI独自の強みとコミュニティ環境

  • 強み
    • 高性能ジンバルと安定飛行制御による映像クオリティ
    • ラインナップの幅広さ(エントリー~産業用まで網羅)
    • 継続的かつ頻繁なファームウェアアップデートによる機能向上
    • DJI公式フォーラムやSNS上の日本語コミュニティが充実
  • コミュニティ環境
    • YouTube上に多数のレビュー動画やチュートリアルが存在し、初心者でも情報収集が容易
    • TwitterやInstagramでは“#DJI”タグで国内外ユーザーの空撮作品が集まり、情報交換やノウハウ共有が活発

どんなユーザーにDJIがおすすめか

  • 初めてドローンを使う初心者:Miniシリーズの取り回しやすさと機能のバランスが良く、手軽に空撮を楽しめる。
  • 空撮で映像作品を追求するクリエイター:Air 2S や Mavic 3 の高画質カメラと安定性で商用映像にも耐えうるクオリティが得られる。
  • インフラ点検・測量・農業用途:Matrice 300 RTK や Agras シリーズのプロユース機は、長時間飛行と多様なペイロード対応で現場業務の効率化に貢献。
  • コミュニティやサポートを重視する中上級者:純正アクセサリーやファームウェアアップデートによる機能追加が頻繁かつ情報共有が活発なため、最新技術を取り込みやすい。

コアテクノロジー解説

h3 飛行制御システム(IMU・GPS・VPSの仕組み)
DJI機は高精度な飛行制御を実現するために、以下の3つのセンサーを組み合わせています。

  1. IMU(慣性計測装置):加速度センサーとジャイロセンサーを内蔵し、機体の姿勢変化や加速度をリアルタイムに検知。制御アルゴリズムで姿勢を安定化させる役割を担います。
  2. GPS/GLONASS/北斗衛星測位:複数の衛星測位システムを同時に利用することで、位置情報の精度と信頼性を向上。ホバリング時に緯度・経度を数メートル単位で保持し、安定飛行をサポート。
  3. VPS(ビジョンポジショニングシステム):下向きカメラと赤外線センサーを使い、低高度(約1~10m)では地面のテクスチャや構造物を検出してホバリングを安定化。GPS信号が弱い屋内やビル街などでも精度の高いホバリングが可能となります。

ジンバル技術の裏側(3軸制御とキャリブレーション)
DJIの3軸電子制御ジンバルは、以下の要素で高い映像安定化を実現しています。

  • 3軸ブラシレスモーター制御:ヨー(水平回転)、ピッチ(上下回転)、ロール(左右傾き)の3軸を独立して制御。リアルタイムでモーターの回転量を調整し、機体の振動や風の影響を打ち消します。
  • IMU内蔵ジンバル制御ユニット:ジンバル内部に小型IMUを搭載し、カメラマウントの微小な角度変化も高速処理。これにより、機体自体が揺れても撮影中のカメラが水平を維持します。
  • キャリブレーション手順:出荷時に工場レベルで調整されたジンバルは、初回使用時にユーザーが水平・垂直キャリブレーションを行う必要があります。キャリブレーションが不十分だと微小な揺れが映像に現れるため、アップグレード後や輸送後は必ず再実施してください。

伝送システム(OcuSync・Lightbridgeの特徴)

  • OcuSync 3.0/4.0
    • 2.4GHzと5.8GHzのデュアルバンド自動切り替えにより、混雑した電波環境でも最適なチャネルを選択。
    • 低遅延HD映像伝送(最大1080p/30fpsまたは720p/60fps)を最大15km(Mavic 3)~12km(Air 2S)まで可能にし、遠隔地でのリアルタイム映像監視がスムーズ。
  • Lightbridge(旧世代)
    • Mavic 2 ProやInspire 2ではLightbridge 2を搭載。最大伝送距離は7km前後で、OcuSyncと比較すると速度・安定性はやや劣りますが、設計が成熟しており映像の解像度と遅延バランスは良好です。

カメラセンサーと映像処理(センサーサイズ・色プロファイル)

  • センサーサイズの違い
    • Mini 3/2:1/2.3インチCMOSセンサー。小型ながら高感度かつ低ノイズ性能を発揮。
    • Air 2S:1インチCMOSセンサー。暗所性能やダイナミックレンジが飛躍的に向上し、逆光下でも白飛びを抑えられます。
    • Mavic 3:マイクロフォーサーズMFTセンサー。APS-Cやフルサイズミラーレスと同等クラスの画質を実現。映画制作で求められるワイドダイナミックレンジや豊かな階調表現が可能です。
  • 色プロファイル
    • D-Log/HLG:Mavic 3 やAir 2Sでは10bit D-Log M対応。撮影後のカラーグレーディング耐性が高く、プロの映像制作にも耐えうる色再現性を提供。
    • D-Cinelike:フル10bitではないものの、撮影直後から鮮やかな色味を楽しめるスタンダードモード。SNS投稿やスピード重視のプロジェクトに最適。

今後の技術動向と開発ロードマップ

  • OcuSync 5.0搭載機の登場予測:2025後半~2026年にかけて、さらに低遅延・長距離伝送を実現するOcuSync 5.0対応機が登場すると見込まれています。これにより、最大伝送距離は20km前後に達し、5G連携の実証実験も加速するでしょう。
  • AIベースの自律飛行機能強化:既存のActiveTrackやSpotlight機能に加え、被写体の識別・追従アルゴリズムが強化され、人物や動物、車両などの分類精度が向上する見通しです。
  • 折りたたみ式産業機のさらなる普及:MatriceシリーズやAgrasシリーズの小型・軽量版が開発中と噂されており、より手軽に産業用途を導入できる機種が登場すると期待されています。

よくある質問

h3 DJI初心者におすすめのモデルはどれ?
ドローン操作や撮影に慣れていない方には、Mini 3がおすすめです。重量249g未満で航空法規制の対象外かつ、4K/60fps動画撮影やHDR写真も扱えます。価格もエントリーモデルとして手頃で、Fly Moreコンボを選べば予備バッテリーや充電ハブもセットでお得です。

ドローンを飛ばすための登録手続きはどうすればいい?
200g以上の機体は国土交通省「空の産業革命」ポータルサイトで機体登録が必要です。機体シリアル番号を入力し、登録料(1,000円)を支払うことで識別番号が発行されます。機体へのシール貼付を行い、人口集中地区や夜間飛行などが必要な場合は別途「飛行許可・承認」をオンラインで申請してください。

DJI Care Refreshに加入すべきか?
DJI Care Refreshは、落下や水没などユーザー過失による損傷を最短で交換機体にしてくれるサービスです。特にMiniシリーズやAirシリーズといった携行性の高い機体は、屋外や旅行先での紛失・落下リスクがあるため、加入を強く推奨します。費用対効果を考えると、1~2回の事故で元が取れるケースが多いです。

中古ドローン購入時の注意点は?
中古機を選ぶ際は、以下のポイントを必ず確認してください。

  1. 機体外観の状態:プロペラマウント部分やジンバルにひび割れや衝撃痕がないか
  2. バッテリー残量と段階:バッテリー膨張や過放電痕がないか、充電容量の目安を調べる
  3. ファームウェアバージョン:最新ファームウェアに対応しているか。アップデートできない古いバージョンだと不具合のリスクあり
  4. 保証の有無:正規代理店購入かどうか、DJI Care Refreshが適用できるかを確認

ファームウェア更新で失敗したときの対処法?

  1. アプリ再起動:一度DJI FlyまたはDJI GO 4アプリを完全終了し、再度起動する
  2. 機体とアプリのペアリング解除→再ペアリング:機体・コントローラーを一度ペアリング解除し、再度ペアリングしてから更新を実行
  3. PC版DJI Assistant 2を使った更新:パソコンとUSBケーブルで機体を接続し、DJI Assistant 2経由で最新版ファームウェアを直接インストール
  4. サポート窓口への問い合わせ:上記手順で解決しない場合は、正規代理店サポートに機体状態を伝えて診断を依頼

DJIのサポートセンターへの問い合わせ方法は?
日本国内で購入したDJI機体のサポートは、DJI JAPAN公式サイトまたは正規代理店のカスタマーサポート窓口で受け付けています。問い合わせフォームから症状を入力し、機体シリアル番号や購入証明書を添付すると、メールまたは電話で対応してもらえます。緊急の故障や修理が必要な場合は、正規代理店の持ち込み修理窓口で即日対応も可能です。

海外モデルと国内モデルの違いは何?

  • ジオフェンスと周波数帯:海外版では、国内法規に合わせた飛行禁止区域設定(ジオフェンス)が異なる場合があります。また、使用可能な電波周波数帯域が日本国内仕様と異なるため、国内で使用する場合は電波干渉や法令違反のリスクがあります。
  • 保証およびサービス対応:海外モデルを並行輸入で購入すると、日本国内でのメーカー保証やDJI Care Refreshが適用されないため、故障時のサポートが受けられないケースがあります。
  • マニュアル言語:国内モデルは日本語マニュアルが同梱されている場合が多い一方、海外モデルでは英語マニュアルのみであることが多いので、初期設定に戸惑う可能性があります。

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