CASE

【鹿部町】非GNSS対応自動飛行システム搭載ドローンによる法面の計測

測量
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概要

【日時】2023年 秋
【場所】鹿部町
【使用機材】Matrice 300 RTK+Zenmuse P1
【目的】実証実験

背景

一般的なドローンは衛星から電波を受信することで、自己位置を推定して自動飛行を実行しています。衛星不感帯では自動飛行ができないことからドローンに搭載された障害物センサーを使用して自己位置を推定するシステムをコンクリート法面の出来形計測に転用する。

背景・課題

非GNSS自動飛行システムは橋梁脚部のクラック近接点検現場で導入されているが、橋梁点検は発注・計画・点検まで期間がかかるため橋梁点検と同様に衛星不感帯での現場が多い法面工事で、出来形管理での撮影に活用することで利用頻度を増やすことができます。

解決策・導入効果

橋梁点検用の自動飛行システムを使用し、GNSSに頼らず障害物センサーの情報から自己位置を推定し対象物と常に正対しながら自動飛行を行います。
元来の手動飛行と比べて撮影枚数、計測時間、データ処理時間を大きく減らすことができました。

従来の近接目視に比べ安全性やデジタルデータで残せる等メリットがあります。
今後似たような環境であるダムでの計測にも応用できる可能性があります。

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